ガラパゴス化した日本の通信技術は迷走中^^;

中国の5G技術台頭、決断迫られる日本

広州支局 中村裕

2018/9/3 5:50日本経済新聞 電子版

 「偏見を捨て公平な競争環境を提供するよう求める」――。8月23日、オーストラリア政府が下した決断に、中国政府が激しくかみついた。オーストラリア政府は次世代の高速通信規格「5G」の国内導入にあたり、華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の中国2大通信企業の市場参入を一切禁じたからだ。世界でデータ覇権を狙う中国はショックを隠せず、オーストラリアの同盟国の米国は安堵した。一方、オーストラリアの決断は日本に強い不安を抱かせる結果となった。

■豪州、重要情報の漏洩を懸念

 5Gは、スマートフォンスマホ)などに使われる現在主流の無線通信規格「4G」に比べ、通信速度が約100倍に跳ね上がる画期的な技術だ。データのダウンロードが極めて速くなり、例えば、スマホでも動画をストレスなくこれまで以上に楽しめる。ただ、5Gの用途の本命は、超高速の通信処理が必要な自動運転技術や、あらゆるものがネットにつながる「IoT」など最先端のテクノロジー分野にある。そのため世界の大手通信関連企業は、5G技術の獲得に、これまで1兆円単位の巨額投資を続けてきたわけだ。

 5Gの実用化は来年後半から本格化し、世界各国で今、5Gの実証実験と受け入れ準備が急速に進む。そんな大詰め段階で、中国企業の参入にノーを突きつけたのが、オーストラリア政府だった。今後、政府や企業に納入される5G用の通信機器を通じ、中国側に重要情報が漏洩するリスクが極めて高くなることを懸念したからだ。現行の4Gでは、中国のファーウェイがオーストラリアで5割超ものシェアを握るという。だが、次世代の5Gでは一切参入させないのだから、同国政府の危機感は相当だ。米国もかねて同盟国のオーストラリアに対し「中国メーカーの5G参入を阻止しようと水面下で協力を働きかけていた」(業界関係者)といい、今回、土壇場での決定はそんな米国を安心させることになった。

中国企業が食い込み狙う日本

 だが、日本の動きは逆だ。5月、野田聖子総務相は中国の苗●(つちへんに于)工業情報化相と会って中国側の要請に応じ、今後日中で5Gの企業連携を積極的に後押しすることで両国は一致した。日本では既に中国企業と関係が深いソフトバンクがファーウェイと5Gの活用実験を日本で進めるなどの動きが活発。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手に製品を提供するZTEも同様で、4Gから5Gへの移行を機に一気に日本市場への食い込みを狙っている。

 ただ、これだけ注目が集まる通信技術の世界で、実はそれを支える通信機器メーカーが非常に少ない点が問題を複雑にしている。世界でも中国のファーウェイ、ZTEのほか、米シスコシステムズエリクソンスウェーデン)、ノキアフィンランド)くらいで、4Gや5Gなどを導入する国や企業側の選択肢は限られる。

 その中で、投資負担や通信費をできるだけ抑えたい各国政府や企業は「圧倒的に安い中国2社の製品についつい手が出てしまう」(業界関係者)のが現状。特にファーウェイは「ライバルである米シスコシステムズの製品を非常に真似ることで開発費を削り、圧倒的な安さを武器に世界中で一気にシェアを奪ってきた」(日本の大手通信企業幹部)。

 だが今回、情報漏洩など国家安全保障上、安いからといってもう中国製品に飛びつくわけにはいかないと判断したオーストラリア。米国はもとより英国やロシアでもファーウェイとZTEの製品を厳しく取り締まる動きが出ている。中国包囲網が広がる中、共産党系の環球時報は最近の社説で「オーストラリアの決定が西側諸国にドミノ倒しの効果をもたらすとは限らない」と、世界市場への波及を強くけん制し、神経質になっていることをうかがわせた。

 国家の高度な情報セキュリティーや将来の技術を担うのが5Gの通信技術。「通信費が高い」などという議論だけで盛り上がる今の日本は、この先どんな決断を下すのだろうか。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34722530Z20C18A8000000/

>米国もかねて同盟国のオーストラリアに対し「中国メーカーの5G参入を阻止しようと水面下で協力を働きかけていた」(業界関係者)

当然日本にも圧力をかけて来ているはずです。

野田聖子総務相は米国の意向を無視したって事なのかな^^;

>特にファーウェイは「ライバルである米シスコシステムズの製品を非常に真似ることで開発費を削り、圧倒的な安さを武器に世界中で一気にシェアを奪ってきた」

これはパクったと言ってますよね。

問題ですよ^^;;

>「通信費が高い」などという議論だけで盛り上がる今の日本は、この先どんな決断を下すのだろうか。

支那製品が安いからと言って安易に購入してはいけないって事ですw

>日本では既に中国企業と関係が深いソフトバンクがファーウェイと5Gの活用実験を日本で進めるなどの動きが活発。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手に製品を提供するZTE

もう日本の情報は筒抜けって事じゃ無いですか^^;

日本は既に通信技術で世界に対応するだけの力がありません。

技術水準の高さに溺れてガラパゴス化するまで世界から孤立した事に気が付きませんでした^^;

5Gでは孤立しない様に手を組む相手を探さないといけません。

安倍総理が次の人事で誰を総務相にするのかがかなり重要です。

野田聖子が継承されると支那と通信技術を開発する事になるでしょう。

ガラパゴス化した日本の通信技術もハード面は優秀ですから信頼性は高いでしょう。

でも米国は真っ青です^^;